スピーチ あいさつ あいさつの原稿は保存しておく

スピーチ のコツ

スピーチ あいさつの準備 せっかく作った原稿は保存しておこう

◆一度作ったあいさつ原稿は保存しておくと、後々活用できる

よほどあいさつに慣れた人か、何度も同じ内容のあいさつやスピーチを
している人ならともかく、初めて人前で話をする場合、原稿を作り
練習してみるものですし、またその必要があります。

この場合、原稿は原稿用紙でも、ノートでも、いらない文書の裏に
書いたものでもOKです。終われば捨てるだけだからなんでもいいや
というのもいいでしょう。

しかし、それだけではちょっともったいないと考えてみましょう。
せっかく作った、あいさつの原稿がそのあいさつが終わったとたんに、
ゴミ箱の中というのではいかにも、もったいないと思いませんか。

あなたが、人前であいさつするのは、なにもこれが最初で最後と
決められたものではありません。いつ何時、似たようなシチュエーションで
あいさつを依頼されるかも知れないのです。

幸い、今はパソコン・スマホ・タブレットという電子データで
保存できる便利なものが沢山あります。また、そういう電子機器類は
ネットを見るだけで、文章は手書きで書くいう人は
クリヤーブックに、参考になる原稿や文書を保存しておく方法もあります。

次回の応用のためにも、ぜひとも保存しておきましょう。いや保存
すべきです。これはあいさつの上手な人、何度も依頼される人は必ず
やっていることで、内容の他に作成日や、そのときの感想、反省すべき
点まで書いておく人も、沢山いらっしゃます。

また、一工夫として、原稿の文章と文章の間に、たとえば少し間を
起きたいときは、

【ここで、少し間をおきます。】などと、細かく書いておきます。

そうやって出来た原稿で繰り返し練習してみると、最初は拙くても、
ちゃんと間をおいて話せるようになります。

有名な映画やTVドラマの脚本は、よく市販されているので中身を読んだ
人もいると思いますが、あの脚本というのは、たとえば会話中に鳥の鳴き声が
入る場合などは
【ここでカラスの鳴き声が入る。】と注釈がきちんと入っています。
だからこそ役者も、それに応じた間をとれるのです。

あいさつの原稿も上手な人はそうやって作って、注釈は赤ペンなどで
「間をあける。」「ここで会場を見わたす。」などをつけているものです。
ぜひ、あなたも真似してみてください。きっとその場に応じたあいさつが
できるようになると思います。

◆ワンポイント

文字は、手書きでもパソコンでも大きな字で作りましょう。見づらいのが
一番だめです。

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